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 1.既に16年前に有機ELディスプレイ携帯電話

アップルが、有機ELをディスプレイに採用するような噂が流れていますが、日本国内だと、実は、NTTドコモからNECの端末として、2001年10月に有機 ELディスプレイ付き携帯電話が発売されていました。


N2001

有機ELディスプレイを搭載したFOMA端末「N2001」


つまり、有機ELは日本においては、


既に、「16年もの月日が経っている(驚)」


Bluetoothもそうだったのですが、最近のデバイス技術は、世の中に普及するのに時間がかかっているものもも結構目立つのが実情。試作の時期からすると20年以上も、赤字を垂れ流しながら投資し続ける会社って凄いんです。





 2.結局、液晶が使われてきた歴史

このNECの端末は、僕が三菱電機でFOMAの開発していたときの、競合さんの商品にあたります。


当時、「何故、有機EL使わないんじゃ!!」と社内で怒号が飛び交っていたくらい、当時から、新しい技術は我先にみんなが使いたかった技術。しかし、今までの歴史でいうと、常に、

「値段、見た目、厚み、電力 全て液晶で良いじゃん」

という流れになって、有機ELが使われても直ぐに、液晶ディスプレイに戻ることを繰り返してきました。





 3.結局はデザイン?

現時点では、有機ELを使うメリットとしては、

  • デザインの自由度が上がる

  • VRの画面に使うときのフレームレートの違和感をおさえることが可能

の2点くらいかなと個人的には感じています。
そのため、また時代が液晶に戻るというシナリオも可能性として結構残っています。





 4.時代の先読み

特許マニアの自分としては、有機ELみたいな曲がるディスプレイが大好きなので
ボディーブローのように効く特許と見込んで三菱電機時代に下らない特許をだしていたのですが(折り曲げ部分が割れてしまうので、逃げの溝をつくる)、




patent
フレキシブル液晶表示板の設置構造


もうじき、出願して20年だなーとしみじみ思うのでありました。