働きアリは生活時間の75%を遊ぶ

一見無目的にみえる遊びや好奇心活動は、未来の変化に備えるものである。 どーでも良いことをツラツラと。

カテゴリ: 信用コスト革命

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キングコングの西野亮廣さんが、「L」(レター)なる構想を発表なさっていた。企画屋としては、「Liberty(リバティ)」かな?と予想していたのだが、見事に外れた(笑)。


それは置いておいて、やはり話の流れを聞いてみないと思い、珍しくいつもなら寝ている時間にAbemaTVを先週拝見しました。


以下、問題点は指摘しているも、ポジティブに捉えた内容です。



 1.Lの産まれたロジック

細かい事は、西野さんのブログを読んでもらうとして、AbemaTVを拝見している感じだとこんなところかなと。
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帰納法的な三段論法になっているので、当然結論はあくまでも「仮説」でしかないんですが、元のお題はスジの良さを感じますね。僕がよく使う、
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っていう話が、言葉のコミュニケーションだけにとどまらなくなってきたっていう時代なんでしょう。



 2.頭ひねらないといけないところがあるとすれば

以前、今までシンプルデザインで勝負してきたAppleがiPhoneXで挑戦する「やや複雑デザイン」のところで作成した図と「L」レターの課題は似ているなーと感じました。
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つまり、言葉をコミュニケーションのデザインとしてとらえると、

シンプルレタ-:語数が増すに従って「嫌い」が発生する(名言、一言が重い/キレがある)

複雑レター :語数が増すに従って「好き」が発生する  (長文のラブレターとか)

という感じになり、できるだけ言葉を削ってキレを出そうとした時間が文字数に比例しないという事例が発生してしまいます。


なお、 
シンプル、複雑の言葉の定義が抽象的なのですが、イメージとしては、
シンプル :「引き算」文章から、できるだけ不要な語彙を減らそうと試みたモノ
複雑 :「足し算」文章に、機能的に必要でない語彙を足したモノ
と捉えても良いとは思います。


おそらく、レターという概念を人に話したときに、共感値が高い人には「スゴイ!」と言ってもらえると思いますが、共感値が無い人に話しても、「なんじゃそりゃ?」になるはず。理由は、「言葉の数と共感が比例しないから」です。


となると、文字を受けた受け手が感じた「共感を価値にしたら良いのでは?」となるのですが、これも結構難しくて、今の世の中だと「いいね」が結構これに近いのかもしれません(僕は「いいね」はあくまでも軽い「読んだよ!!」くらいにしか捉えていませんが)。



 3.・・・でどうするか?

あくまでも、アイデアベースですが、西野さんの、感謝/共感→時間→文字 の論法を尊重するとなると、

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がいいんじゃないかな?とは感じました。


つまり、短い文字(たとえば、「あなたを愛しています」)でも、色々考えて、結果として、そこにたどりついたのであれば、1文字あたりの時間がかかっているので、文字数は少ないけれど、文字価値は高いわけです。


但し、こうすると、「無駄に文字数を増やせば価値が上がるわけです」なので、「推敲して消した文字も含む」ほうが納得感はあるかもしれません。


例えば、「レターのツール(作らないといけませんが)」の上で、文字を推敲したプロセスは、ツールで時間やちゃんと推敲しているかをなんとかカウントして、価値として換算するというもの。


あくまでも、思いついた1つの案なのですがね。





 補足.文字のビットレートは高止まり?

以前、ここ(「電子本」値段が高い割にデータ量が圧倒的に小さい 〜ざっくり数値をみれば何かがわかる〜)で書いたように、文字っていうのは、デジタル視点でいうとビットレート単価が凄く高いわけです。おそらく、相田みつをさんや、武田双雲さん(習字だから文字といえないのですが)は、文字単価がさらに尋常じゃ無く高いと思います。


<通信ビット単価に興味があったので計算してみました>
  • 770円  <=今回の調査対象の主役
  • 写真集 210円
  • 音楽 57円 
  • 動画  5.5円 
  • ゲーム 4.1円 
  *全て電子コンテンツ、1MBあたり単価


日本が、再販制度で新聞や書籍が値段高止まりしているからこういう結果になるからかもしれないですが、日本の人は、文字を他の国の人よりも「高貴」に扱っている可能性はあります。


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