働きアリは生活時間の75%を遊ぶ

一見無目的にみえる遊びや好奇心活動は、未来の変化に備えるものである。 どーでも良いことをツラツラと。

カテゴリ: 上手い

去年くらいから、VRが一般的に認知され始めましたが、目先の注目は当然ながら「新しい感覚」「使いやすいハードウェアとソフトウェア」あたりにフォーカス(当たり前といえば当たり前)。


一方で、VRを使ったビジネスも近いうちに色々と出てくると思うので、何個かヒントになる既存ビジネスを抜き出し!


今回は、「空間の効率利用」。



 1.公文式

1番手は、日本発の教育ビジネスとして世界で成功している公文式
kumon
一般の教育ビジネスでコスト要因になりやすい、人件費(教員)と家賃(教室)をビジネスモデルとオペレーションで見事に効率化している好事例。今回のフォーカス点は家賃(教室)の効率化。






普通の教育ビジネスは、科目、学年、進捗度によって教室を分けて先生を配置するのですが、公文は「公文メソッド」という「ペーパーを使う方法」で「個人で自習する方式」により、1つの教室があれば、別の科目、学年、進捗度の生徒を集めることが可能に (←スゴイ!)。



 2.Club Med[クラブメッド]

2番手は、Club Med[クラブメッド]。最近ではあまり言わなくなりましたが「地中海クラブ」という名前でも昔は有名。
clubmed
このClub Medのビジネスの面白さは多岐にわたるのですが、今回は空間の話だけ。


Club Medのメインのお客様は、「色んな国に行くことが好きで、人との交流が好きな人」。Club Medの拠点は、世界中にあり、色んな国に旅行が可能です。その際に、こういう属性のお客様の悩みは「1人で旅行したいけれど、普通のホテルは部屋代が2人を前提にとられる」というもの。


Club Medはこういう属性のお客様に、ある意味普通の感覚では「ありえねーーー」ともいえる「同じ部屋に泊まってもらう」ということを実現(当然、必ず別部屋も選べます)。


それによって、お客様は、他のお客様と交流が出来て嬉しいという感情がうまれることに。流石に、女性と男性は必ず別部屋。


結果として、ホテルでは、「部屋の稼働率」でビジネス効率を測るのですが、Club Medでは、加えて「ベットの稼働率」でビジネス効率を測ることが可能に。


この辺の一段階細かい視点は、VRだけでなく、「タクシーの乗り合い」が始まればオペレーション効率化で、車の稼働率だけでなく、座席稼働率も指標になるのかも。

 
こういう事例をみていると、世の中色んな事を考える人がいるんだなーとつくづく感心。

001


*内容の数字は昔計算したもので、2009年当時のものです。


2009年当時、amazonのkindle2が「Cellerの通信料を無料」にしたのですが、何故無料にできるか?を考えた時のもの。


一つの理由として、

「電子本」が、値段が高い割に、データ量が圧倒的に小さい

と言うこと。



ざっくりと数値計算するだけで、何かが見えることが多いです。




 1.コンテンツの1ビットあたりの単価を調べてみた


結論的に、amazonのkindleというのは、タマタマなのか、狙ってなのかわかりませんが、「通信の視点でのビット単価が非常に安いわけです」

通信ビット単価に興味があったので計算してみました。
  • 770円  <=今回の調査対象の主役
  • 写真集 210円
  • 音楽 57円 
  • 動画  5.5円 
  • ゲーム 4.1円 
  *全て電子コンテンツ、1MBあたり単価



その他比較対象としては、
  • メール(パケットパック10) 820円
  • メール(パケットパック90) 123円






 3.補足 計算対象

抜き出したジャンルは、適当だが、下記の6つ。
 1.音楽
 2.写真(集)
 3.動画
 4.本
 5.ゲーム
 6.メール

<*全て、2009年当時のもの>


1.音楽
 itunesでだいたい200円。またファイルサイズは3.5MB程度なので、
 200円 3.5MB => 57.14円/1MB
 


2.写真(集)
 電子書店パピレスにて、電子写真集部門で1位だったのが、
 美少女画報 アイドルfile 『Lovely !!』 桝井あさみデジタル写真集
 1260円 6MB => 210円/1MB



3.動画
 MFLO のSound Boy Thriller というのが、itunesで一位になっていたので、これをサンプリング。
 400円 72.8MB => 5.49円/1MB



4.本
 Kindleで一般的に 2GBで1500冊の本が入るとのことから、1冊あたり、1.3MB。
 また、おおまかに1冊1000円くらいなので
 1000円 1.3MB =>769.23円/MB



5.ゲーム
 Puff(息を吹きかけると女の子のスカートがめくれるもの)がitunesで一位になっていたのでこれをサンプリング。 ただし、ゲームの場合は、値段が安定していないので、もっと単価を上げることも下げることも可能なので あくまでも参考。
 115円 27.9MB => 4.12円/1MB



6.メール
 これは、コンテンツとして単価が決まっている感じではないので、あくまでも参考として、サンプルに
 ・NTTドコモパケットパック10(0.105円/パケット) =>(0.105円/128バイト) => 820円/1MB
 ・NTTドコモパケットパック90(0.01575円/パケット) =>(0.01575円/128バイト) => 123円/1MB








ビジネスにおいて、「これ上手いなー」と 嫉妬してしまうやり方というのがたまにある。

少し前の話になるが、超嫉妬してしまったのがこれ。





内容の詳細は、下記をみてもらうとして、

ファンがカメラマン!? NMB48山本彩の写真集が素晴らしい理由

山本彩の新写真集『みんなの山本彩』が大ヒット! ファンと作る作品のウマさ


普通は、アイドルの写真集っていうのは、プロが撮影して、ファンが写真集を買う という、

 撮影:企業側(プロ)
 販売:企業側
 購買:ファン

という話なのだが、この企画は、

「ファンが山本彩さんを街中で見つけたら自由に撮影」
「応募された写真の中で良いモノを写真集にする」

という企画。

 撮影:ファン
 販売:企業側
 購買:ファン

とファンがプロダクトの開発に参加している。

その上、ファンが自分の写真が写真集に採用されようものなら

「自分の写真のっている!!」「買って!」

って告知までしてくれる。


 撮影:ファン
 販売:企業側
 購買:ファン
 告知:ファン(写真採用された人) + さらに企画が良いのでバズりやすい

あとは、出来上がりの品質だけが重要

っていう話。


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