去年くらいから、VRが一般的に認知され始めましたが、目先の注目は当然ながら「新しい感覚」「使いやすいハードウェアとソフトウェア」あたりにフォーカス(当たり前といえば当たり前)。


一方で、VRを使ったビジネスも近いうちに色々と出てくると思うので、何個かヒントになる既存ビジネスを抜き出し!


今回は、「空間の効率利用」。



 1.公文式

1番手は、日本発の教育ビジネスとして世界で成功している公文式
kumon
一般の教育ビジネスでコスト要因になりやすい、人件費(教員)と家賃(教室)をビジネスモデルとオペレーションで見事に効率化している好事例。今回のフォーカス点は家賃(教室)の効率化。






普通の教育ビジネスは、科目、学年、進捗度によって教室を分けて先生を配置するのですが、公文は「公文メソッド」という「ペーパーを使う方法」で「個人で自習する方式」により、1つの教室があれば、別の科目、学年、進捗度の生徒を集めることが可能に (←スゴイ!)。



 2.Club Med[クラブメッド]

2番手は、Club Med[クラブメッド]。最近ではあまり言わなくなりましたが「地中海クラブ」という名前でも昔は有名。
clubmed
このClub Medのビジネスの面白さは多岐にわたるのですが、今回は空間の話だけ。


Club Medのメインのお客様は、「色んな国に行くことが好きで、人との交流が好きな人」。Club Medの拠点は、世界中にあり、色んな国に旅行が可能です。その際に、こういう属性のお客様の悩みは「1人で旅行したいけれど、普通のホテルは部屋代が2人を前提にとられる」というもの。


Club Medはこういう属性のお客様に、ある意味普通の感覚では「ありえねーーー」ともいえる「同じ部屋に泊まってもらう」ということを実現(当然、必ず別部屋も選べます)。


それによって、お客様は、他のお客様と交流が出来て嬉しいという感情がうまれることに。流石に、女性と男性は必ず別部屋。


結果として、ホテルでは、「部屋の稼働率」でビジネス効率を測るのですが、Club Medでは、加えて「ベットの稼働率」でビジネス効率を測ることが可能に。


この辺の一段階細かい視点は、VRだけでなく、「タクシーの乗り合い」が始まればオペレーション効率化で、車の稼働率だけでなく、座席稼働率も指標になるのかも。

 
こういう事例をみていると、世の中色んな事を考える人がいるんだなーとつくづく感心。