働きアリは生活時間の75%を遊ぶ

一見無目的にみえる遊びや好奇心活動は、未来の変化に備えるものである。 どーでも良いことをツラツラと。

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 1.スカラー型目標だとテクノロジー組織の管理は簡単
ふらっと、検索していて、Appleの横浜研究所の人材募集が目に入ったので

色んな企業が日本に研究所をつくることがあるのですが、一応はその国の強い分野や人材の適合性を見ていることが多いわけで、

1.日本は部材メーカが強いので、部材調達
2.日本人属性として、細かいところが得意なのでメカ周り

というところかなと。


2の細かいところの派生で、思い出したのが、テクノロジー組織の管理で難しい場合と簡単な時があったなーという話。

携帯電話が重量競争をしていたときは、目標が重さなので、各担当者は重さを軽くしてそれを足し合わせたら目標達成!。一方で、重さから、サイズ競争になったら、パズルを解かないとだめになったので、管理が本当に大変だった覚えがあります。

ハードウェアだけでなく、それぞれの担当者の力がベクトル的になっているものや、インターフェイスが複雑で相関係数が高いものは管理は難しいですね〜。

日本は他の国よりも擦り合わせのベクトル型目標は得意な方だと思うのですが、日本でも得意な人と不得意な人は分かれちゃいます〜
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こちら(大切なのは技術なのか? 〜どういう体験をしてほしいの?〜)で、アップルと日本企業の技術導入時期を比較してみましたが、こういう話の時にいつも思い出すのが、この素晴らしいスライド。


「もし日本のメーカーが iPhone を発売していたら」という7年前のブログ内容ですが、このスライドは、何度見ても素晴らしい。


もし日本のメーカがiphone


もし日本のメーカーが iPhone を発売していたら



機能を色々と入れたい、あれこれ言いたいというのは、「不安」の表れで「失敗したときの言い訳」を準備している以外のなにものでもないわけです(ターゲットユーザが見えていないというのもありますが)。



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 1.既に16年前に有機ELディスプレイ携帯電話

アップルが、有機ELをディスプレイに採用するような噂が流れていますが、日本国内だと、実は、NTTドコモからNECの端末として、2001年10月に有機 ELディスプレイ付き携帯電話が発売されていました。


N2001

有機ELディスプレイを搭載したFOMA端末「N2001」


つまり、有機ELは日本においては、


既に、「16年もの月日が経っている(驚)」


Bluetoothもそうだったのですが、最近のデバイス技術は、世の中に普及するのに時間がかかっているものもも結構目立つのが実情。試作の時期からすると20年以上も、赤字を垂れ流しながら投資し続ける会社って凄いんです。





 2.結局、液晶が使われてきた歴史

このNECの端末は、僕が三菱電機でFOMAの開発していたときの、競合さんの商品にあたります。


当時、「何故、有機EL使わないんじゃ!!」と社内で怒号が飛び交っていたくらい、当時から、新しい技術は我先にみんなが使いたかった技術。しかし、今までの歴史でいうと、常に、

「値段、見た目、厚み、電力 全て液晶で良いじゃん」

という流れになって、有機ELが使われても直ぐに、液晶ディスプレイに戻ることを繰り返してきました。





 3.結局はデザイン?

現時点では、有機ELを使うメリットとしては、

  • デザインの自由度が上がる

  • VRの画面に使うときのフレームレートの違和感をおさえることが可能

の2点くらいかなと個人的には感じています。
そのため、また時代が液晶に戻るというシナリオも可能性として結構残っています。





 4.時代の先読み

特許マニアの自分としては、有機ELみたいな曲がるディスプレイが大好きなので
ボディーブローのように効く特許と見込んで三菱電機時代に下らない特許をだしていたのですが(折り曲げ部分が割れてしまうので、逃げの溝をつくる)、




patent
フレキシブル液晶表示板の設置構造


もうじき、出願して20年だなーとしみじみ思うのでありました。




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