
iPhoneで非接触充電(Qi規格)が搭載される発表がされました。
日本で、Qi規格の非接触充電が搭載されたのは2011年8月の
NTTドコモ AQUOS PHONE f (SH-13C)
でした。
電動歯ブラシなどで、非接触充電が一般的になる中、携帯電話では、各社非接触充電搭載の機種を一般化させるのは本当に苦労して、撃沈しました。
苦労した理由は
- 充電台の規格が複数あり、特許や部品供給会社の思惑が交錯した
- 顧客から、「非接触充電の要求が強い」も、コストアップ、端末厚みアップが当時は当たり前であったために、なかなか全機種で非接触充電を搭載するのに躊躇した
- 日本でいうと、2011年頃には、NTTドコモが2000年頃のように圧倒的な影響力を失いつつあったために、一つの規格を統一するリーダーが不在だった
今回のiPhoneでのQi規格の採用によって、Qi以外の規格は絶滅に向かう可能性が高いです。
但し、Qi規格は非接触充電の世界では、「規格として統一されている」ものの、最も優れた技術ではないので(距離とか効率とか)、今後新しい統一規格がでてくるかもしれません。
ちなみに、どなたか、これ量産してください(ぺこり)

iPhone用 非接触充電台 〜作ってくれる会社無いかな?〜