
新型iPhoneの発表と同時に、フロントカメラで、自分の顔の動きにあわせて、パーツを乗せることができる機能も発表されました。
日本では2003年にNTTドコモが、FOMA(3G)の900シリーズでFOMA事業テコ入れの際にサービスがリリースされました。

キャラ電
元々、3Gで「データ通信速度が速くなる」ので、「テレビ電話」をキラーアプリケーションにしたいという思惑から、テレビ電話を色々なところで使って試験がなされたのですが、
「顔を見せたくない」
という女性を中心とした強烈な反対があり、
「じゃあ、キャラクターに代弁させよう」
というロジックでサービスが作られました。
デモ写真では、キャラクターが画面一杯ですが、実際の研究段階では、顔の一部に色々なアニメパーツを乗せることができました。
しかし、目的が「テレビ電話」なので、顔を動かしたら追従してくれないと困るわけで、あまり深追いされませんでした。
でもって、2015年9月にリリースされたのが、大人気のsnow。
どうなっているかは、説明不要かと思います。女子中高生は、なぜ「SNOW」にハマるのか

技術としては、そこまで大きく異なるわけでは無いのですが、
「お客様に、どういう経験をして欲しいか?」
で全く結果が異なるわけです。